秋になると全国各地で紅葉狩りが行われ、それを楽しみに出かける方が増えてきます。自分の家の近くでも紅葉は見れますが、せっかくなら有名な神社やスポットで紅葉を楽しみたいですよね。
今回は、私が初めて訪れた佐賀県にある御船山楽園について紹介していきたいと思います。
こんな方に向けた記事です。
・九州で紅葉狩りに行きたい。
・御船山楽園ってどんなとこ?
・有名な場所より穴場で紅葉を楽しみたい。
御船山楽園とは
佐賀県武雄市にある池泉回遊式庭園であり、ツツジと紅葉の名所である。
武雄市のシンボル・標高210メートルの御船山の南西麓にある。御船山とは神功皇后が新羅征伐から帰った時に「御船」をつながれたことから名付けられた。
前身は「萩の尾園」という佐賀藩第28代武雄領主・鍋島茂義によって造営され、1845年までに約3年かけて完成させた別邸の庭園である。明治末年以後にサクラや大量のクルメツツジ・ヒラドツツジが植えられることで現在の姿となる。総面積は15万坪に及ぶ。園内からは御船山の断崖絶壁を見ることができる。
園内の紅葉
入口には立派な門があり、ここからでは紅葉が見えないものの、人の多さから期待値は上がります。
ここでは入場券を購入して、入場手続きを済ませます。
門を過ぎると、池の先に広がる景色が一望できる場所にたどり着きます。
正に「絶景」です。御船山をバックに池の周辺には紅葉が広がっており、立ち止まって写真を撮りたくなる風景です。
池を更に進むと、紅葉の中を通る道があり、来場者に秋を感じさせてくれる雰囲気になっていました。
そして、御船山のふもとから見る景色は、大きな木が凛と立っていつつ、つつじが一面に広がっている開放感ある風景です。私もここが一番のお気に入りスポットでした。
季節的に咲いていなかったですが、絶対に綺麗だろうなと思わせるつつじ畑が広がっており、つつじが見ごろの季節には、また見にこようと思います。
園を散策していると、なんと小さなお稲荷様がいらっしゃいました。
岩陰の隙間に凛と佇むその姿を発見したら、ぜひ拝んでいきたくなること間違いなしです。
御船山を訪れた際は、ぜひ一度お稲荷様を探してみてください。
樹齢170年の大紅葉は年期が入っているものの、綺麗な紅葉を付けていることに感動しました。
自然のパワーに圧倒されつつも、そのパワーをおすそ分けしてもらえそうな雰囲気のある場所でした。
チームラボとのコラボ
御船山楽園の50万平米にも及ぶ敷地内に造られたプロジェクションマッピングを、敷地内の樹齢3,000年を超える神木の大楠や、庭園の中心にある樹齢300年の大楠を最大限に利用した演出は圧巻の存在感です。そんな広大な土地と森を活かして開催されているのが、「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」。毎年夏から秋にかけてのみ限定展示されており、今年で開催8年目となります。
「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」は期間限定展示のため、毎年混雑が予想されます。
チケットは現地でも購入できますが、チケット窓口が混みあうことも。
つつじも見どころの一つ
御船山楽園では、4月中旬から5月上旬にかけて20万本のツツジ(久留米つつじ・平戸つつじ)や藤(白房・紫房)や石楠花が咲き誇ります。
つつじの開花時期は、御船山楽園のハイライトともいうべき、圧倒的な美しさです。
御船山楽園のつつじの例年の見頃は、4月中旬から5月上旬です。
まとめ
御船山は紅葉シーズンでは九州でも屈指のスポットで、訪れる人も、九州県内だけでなく、県外や海外からも多く訪れます。
更に紅葉だけでなく、つつじが咲くシーズンも穴場として最高ですので、春秋の両方の時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
コメント