潤滑ゼリーってどんなもの?使い方やローションとの違いを解説します。

レビュー

夫婦生活や恋人との夜の生活を充実したものにするアイテムである潤滑ゼリーですが、意外と知らない人が多いです。

今回は潤滑ゼリーについて紹介し、使い方や、ローションとの違い等を紹介することで、パートナーとの夜の生活を更によりよいものにしていくための一助となります。

カバーニ
カバーニ

こんな方に向けた記事です。

・潤滑ゼリーをよく知らない。

・使ったことがない。

・安全性に不安を感じる。

潤滑ゼリーとは

潤滑ゼリーとは粘性と潤滑性のある液体で、女性の腟に塗ってその潤滑を補ったり向上させる物です。

セックスの痛みは性交痛と呼ばれ、恐怖心や緊張が引き起こすこともあれば、子宮内膜症などの病気が原因となることもあります。

前戯不足や濡れにくい体質が影響する場合もあり、潤滑ゼリー(粘膜に使用可能な潤滑剤)を用いることで痛みを緩和することができます。

潤滑ゼリーを使用する効果

性交痛の原因の1つに、膣内のうるおい不足が挙げられます。

以前は、ホルモンバランスが変化する中高年層に膣のうるおい不足が多いと言われていましたが、現在では多くの女性が日常的に抱えている悩みであることがわかっています。

潤滑ゼリーは、膣内のうるおいを補い性交痛を和らげる効果がありますので、ぜひ活用してください。

潤滑ゼリーの役割は主に次の3つが挙げられます。

  • 局部のうるおい不足の解消
  • 性交時のかゆみ緩和
  • 性交痛の防止

男性にとっても、潤滑ゼリーを使ったほうが気持ちいいという声も多く聞かれます。パートナーとより快適で幸せな時間を過ごすために、男性側から潤滑ゼリーの使用を提案するなど、互いにパートナーを気遣うことが大切です。

ローションとの違い

1 潤滑ゼリーは局部の滑りをよくする

局部の滑りを良くする目的に使われます。膣が濡れにくい女性は性行為の挿入時に痛みを感じてしまうことがありますが、潤滑ゼリーはその痛みを軽減する効果があります。

女性の膣の中に入ることを想定しており、敏感な性器やその周辺の肌に刺激を与えにくい成分になっています。

2 ローションは全身をマッサージするためのもの

局部への使用は避けて全身をマッサージすることを目的としています。挿入時の痛みを軽減する目的では作られていません。

つまりローションは前戯の時に快感を得やすくして気分を盛り上げるものであり、潤滑ゼリーは実際の挿入時に使うものということです。

使い方

潤滑ゼリーはチューブタイプのものが多く、使い方はとても簡単です。使う量は個人差はありますが、だいたい500円玉程度で十分でしょう。足りなければ追加してもですよ。

綺麗に洗った手に潤滑ゼリーを出し、あとは女性の局部に塗るだけです。膣が濡れていない段階で奥まで塗り込むのは痛みを伴う場合がありますので、ゆっくりほぐしながら塗るのがポイントです。

注意点

潤滑ゼリーは粘液質な商品ですが、塗るタイミングにも注意が必要です。塗るタイミングが早すぎると、いざ挿入の時に潤滑ゼリーが乾いてしまっている可能性があります。

もし潤滑ゼリーが乾いてしまった場合は、もう一度手に取って塗ればOKです。性行為の前に自分で使う場合などは、早く塗りすぎないように気を付けましょう。

潤滑ゼリーの種類

潤滑ゼリーは主成分の違いによっていくつかの種類に分けられます。用途は変わりはありませんが、それぞれの潤滑ゼリーの種類について詳しく説明します。

1 ウォーターベース

女性の体液によく似た成分で作られています。サラッとしていて肌に負担をかけにくく、使った後に洗い流す必要もないため気軽に使えるのが特徴です。化粧品にも使われているヒアルロン酸などの成分が入っている商品もあります。

敏感肌の人にもおすすめですが、乾いてしまう時間が早いため塗るタイミングには注意が必要です。

2 シリコンベース

ウォーターベースの潤滑ゼリーに比べて乾きにくいのが魅力です。パートナーの前で潤滑ゼリーを使うのが恥ずかしく、あらかじめ自分で局部に塗っておきたい女性にはこちらがおすすめです。

ただしシリコンベースの潤滑ゼリーは、化学反応が起こるためシリコン製のラブグッズとは同時に使えません。ラブグッズを使う時は気を付けましょう。

3 オイルベース

オイルベースの潤滑ゼリーは、独特のヌルヌル感を味わえます。局部の滑りが抜群に良くなり、乾きにくいため長く性行為を楽しみたい方に向いています。

オイルベースの潤滑ゼリーは、ゴム製のコンドームを溶かしてしまう恐れがある点には要注意です。妊娠を望まない性行為の時は使用を控えた方が良いでしょう。

身体に優しい潤滑ゼリーの選び方

1 成分表のない潤滑ゼリーは、絶対に使用しない。

雑貨扱いで商品化されている潤滑ゼリーも多数ありますが、そのほとんどが成分表が記載されていないものばかりです。大切な部分に使うものだから、絶対に使用しないでください。

2.ヌルヌル感をだす化学成分の入ったものは使用しない。

ヌルヌルした感触は男性には気持ちいいのですが、昔からローションプレイとしてヌルヌルしたローションを体にたらし、身体をこすりあって行うプレイがOOOランドやAVビデオなどで取り上げられ、男性には好まれていますが、女性目線からすると、化学成分がたっぷりのヌルヌルローションは女性の肌のケアにとっては最悪です。

そんなものを膣の中に入れるなんて想像しただけでも怖いので、絶対に使用しないでください。

3.パラベン、防腐剤、保存料などの入った潤滑ゼリーは絶対に使用しない。

少量なので大丈夫というのがメーカーサイドの見解ですが本当に大丈夫なのでしょうか?

パラベンはとても安価な防腐剤として適しています、それを膣の中に入れる?と考えただけでも変だと思います。保存料や防腐剤を一番大切な女性のアノの中に入れる?

大切な人(彼女・妻)だから、安心できるものをぜひお選びください。

おすすめの潤滑ゼリー

1 リューブゼリーうるおい

リューブゼリーは、社団法人日本家族計画協会医学委員会が日本で初めて開発した潤滑ゼリーです。さらっとベタつかず、使いやすい水溶性です。

2 サガミオリジナルゼリー

たっぷりうるおいが長続きするのに、他には無い軽やかな使用感を実現したまったく新しいタイプの潤滑ゼリーです。サガミオリジナルゼリーは、体調や年齢からくる性交時のうるおい不足等でお悩みの方にうるおいと自然な使用感を与える潤滑ゼリーです。

3 リューブゼリー デリケートイン

更年期や不規則な生活などによるうるおい不足に潤滑ゼリーがおすすめです。

4 リューブゼリー ホット

ゼリー特有の冷たさを和らげる温感タイプで、塗り拡げた時のヒヤッと感が気になっていた方にオススメです。初めての方にも安心してお使いいただけます。

まとめ

パートナーを大切にするためにも、潤滑ゼリーは必須のアイテムであると言えます。性交痛を中々言い出せない女性は多く、男性はそれに気づくことができません。

潤滑ゼリーを使うことで、お互いの身体を労わりあいながら、パートナーとのセックスを充実したものにしていきましょう。

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