何かと注目されている”バナナ”ですが、この度私も腸活してみようと思い、1日2本バナナを食べる生活を続けています。
結果から言うと、食べる前より快便になったんじゃないかと実感しています。
バナナで腸活とは何?バナナにどんな効果があるか分からないと思っている方に向けて、腸活1か月のベーシックの私の体験談を踏まえて解説していきます。
こんな方におススメの記事です。
・バナナにどんな効果があるか知りたい。
・腸活を考えている。
・バナナをそんなに食べない。
バナナの栄養素
(1)エネルギー(86Kcal)
栄養豊富で甘いバナナはカロリーが高いと思われがちですが、実は1本約86kcalと、ごはんやパンと比べても低カロリー!ご飯だとお茶碗半分、6枚切りの食パン半分(何もつけない)と同じカロリーとなります。日常生活で不足しがちな栄養がバランスよく含まれているため、健康な生活に欠かせない果物です。
(2)カリウム(360mg)
バナナはカリウムを豊富に含んでいる果物です。カリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧やむくみの解消、運動中に筋肉がけいれんするのを防ぐなどバナナを摂取することで様々な効果が期待出来ます。
(3)食物繊維(1.1g)
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。食物繊維は食事でとった栄養素の体への吸収速度を遅くしたり(血糖値の急上昇を抑制)、有害物質を体外へ排出する働きがあります。この2つの働きによって、便秘対策に効果が期待出来ます。
水溶性食物繊維の働き
・腸で水分を吸収し、排泄を促す
・コレステロールの吸収を抑制する
不溶性食物繊維の働き
・咀嚼回数を増やし、満腹感を与える
・腸の内容物を吸着し、排泄を促す
(4)糖質
バナナに含まれる糖質はブドウ糖、果糖、ショ糖などいろいろな種類を含んでいます。種類によって体内でエネルギーに変わる速さが違うため、即効性と持続性を併せ持つ優れた糖質の供給源だと考えられています。また、一緒に含まれている食物繊維にも糖質の消化速度を緩やかにする働きがあるため、腹持ちが良く、血糖値が急激に上昇しないのも特長の一つです。脳のエネルギー源であるブドウ糖のほか、糖が脳のエネルギーになるのをサポートするビタミンやミネラルも一緒に含んでいるので、集中力アップ効果が期待出来ます。
(5)ポリフェノール類
赤ワインや緑茶に多く含まれている成分ですが、バナナにもポリフェノールは含まれています。 熟したバナナほどポリフェノールの含有量が高いので、熟してシュガースポットが出てきたバナナがおすすめです。「強い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く」働きがあり、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
(6)アミノ酸
セロトニンは脳にある神経伝達物質の一種で、アミノ酸であるトリプトファンから合成されて体内で作られます。 トリプトファンは、バナナに多く含まれていますが、他の果物にはほとんど含まれていません。「神経を落ち着かせる」「睡眠を促す」などの働きがあります。
(7)ビタミン
ビタミンB1(0.05mg)
中枢神経および末梢神経の機能を正常に保つ作用があります。「糖質の代謝を助ける」「中枢神経や末梢神経の働きを正常に保つ」「むくみ対策」「疲労を回復する」などの効果が期待出来ます。
ビタミンB2(0.04mg)
脂質の代謝をサポートする水溶性のビタミンです。体の成長や髪や皮膚、爪などの形成にも深く関与しています。「脂質の代謝を助ける」「過酸化脂質の分解を促進する」「口内炎対策」「皮膚、爪、髪の毛の健康を維持する」などの働きが期待出来ます。
ナイアシン(ビタミンB3)(0.7mg)
生体内でエネルギーを生み出したり、脂質の代謝、アミノ酸代謝などに関係するビタミンです。「脂質やアミノ酸の代謝を助ける」「皮膚や粘膜の健康をサポートする」などの働きが期待出来ます。
ビタミンB6(0.38mg)
たんぱく質の代謝に関係する栄養素です。人体においては髪や皮膚、歯などの健康維持増進に働くほか、神経の働きを正常に保つなどの作用も持っています。「たんぱく質の代謝を助ける」「神経伝達物質の合成を助ける」「成長を促進する」「貧血対策」などの働きが期待出来ます。
腸活とは?
「腸活」とは、一言でいえば、腸内環境を整えること。
腸に良い食べ物や飲み物、ストレッチや運動などを日々の生活の中に取り入れることによって腸内環境を整え、健康的な体を目指すことを指します。
腸活には、美肌・アレルギーや風邪の予防&改善・メンタル面の健康・睡眠改善など、健康面にも美容面にも嬉しいメリットが多数あります。
バナナで腸活はなぜできる?
「バナナ」は、「食物繊維」や「オリゴ糖」が豊富でお腹の調子を整える成分がたっぷり含まれているうえに、皮をむくだけで手軽に食べられるので、「これから腸活を始めたい」という方にはとってもおすすめの食材です。
バナナは、不溶性、水溶性(発酵性)の2種類の食物繊維を含むだけでなく、このハイパー食物繊維「レジスタントスターチ」を多く摂れるという点です。 主食であるパンやごはんにも、レジスタントスターチが含まれています。
腸活で得られる効果やメリット
自律神経が活発に働き、よく眠れてスッキリ起きられます。日中も活発に活動できるようになります。 (1)腸内環境改善効果
お腹がスッキリして、快適な便通が増え、心身のさまざまな健康効果が期待できます。
(2)気分改善効果
何もしなくても幸せな気持ちでいられ、穏やかな気分が続きます。
(3)ストレス改善効果
イライラせず、気分がいつもリラックスしているようになります。
まとめ
私がバナナ腸活をして一か月になりますが、すでに快便を自覚できるほど体の調子がいいです。
それが腸の調子の良さからなのかは正直実感はできないですが、栄養が手軽に補給でき、年中どこでも売っているバナナだからこそ継続して食べ続けられるのかなと思ってます。
腸活を難しく考えず、まずは毎日バナナを食べる習慣をつけてみようと思えば、誰でも簡単に始められる健康習慣の一つになりますので、ぜひ一度継続してバナナを食べてみてください。
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