様々なサブスクが個々の特色を生かしてサービスを提供することが当たり前となり、視聴者がチャンネルを買う時代となりました。
その中で最もコスパが良いのがアマゾンプライム(以下「アマプラ」という。)と言えるでしょう。
既に契約されている方も多いと思います。まだ契約していない方も含めて、今回の記事は私がアマプラで見たおすすめする映画・ドラマを6選を紹介します。
これを見たら間違いなしの良作ばかりを厳選しましたので、何を見ていいか多すぎて迷う方や、興味がなかったが見てみると面白いものに出会いたいと思っている方向けになっています。
アマゾンプライムとは
amazonでのお買い物やエンターテインメントなどのさまざまな特典を利用できる会員制のプログラムです。
日本では2007年に始まり、現在では世界で1億5千万もの利用者がいます。年会費4,900円または月会費500円で、初めて利用する人は30日間無料で体験することもできます。
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おすすめ映画・ドラマ6選
(1)モスル あるSWAT部隊の物語
あらすじ
長引く紛争で荒廃したイラク第二の都市モスル。21歳の新米警察官カーワは重武装したIS(イスラム過激派組織)に襲われたところを、あるSWAT部隊に救われる。部隊を率いるジャーセム少佐は、カーワがISに身内を殺されたと聞き、その場で彼をSWATの一員に徴兵する。
本部からの命令を無視して独自の戦闘を行う彼らは十数名の元警察官からなる特殊部隊で、少佐を頂点に統制が取られ、カーワには明かされないある使命でつながっていた。
激しい戦闘で仲間を失っていく中、絶望的な状況に直面する男たち。しかし部隊はISの要塞に向かう決断をする。そこにはカーワが想像だにしなかった、彼らの隠された任務があった。
感想
主人公の若い警察官を中心に物語が進んでいき戦闘が幾度となく行われますが、途中で彼らが命令違反して行動していることを主人公は知ります。
なぜ彼らは命令違反して行動しているのか、どこを目的地にして何のために戦っているのかが最後まで分かりません。そんな状況に引き込まれ、最後まで見てしまう映画でした。
(2)ゲームオブスローンズ
あらすじ
2011年に北米で放送が開始された海外ドラマです。 2019年5月にシーズン8をもって完結しましたが、これまでに数々の賞を受賞し、世界中で大きな話題を集めてきました。
中世ヨーロッパを模した架空の世界ウェスタロスを舞台に、王侯貴族や騎士たちが王国の覇権を巡って協力し、裏切り、争い合う物語です。
感想
序盤は様々な登場人物の物語が別々に描かれており、特にスターク家の家族の個々の物語を中心に進んでいきます。
中盤になると、個々に描かれていた登場人物同士の物語が徐々にクロスしてくるようになり、今後の展開が更に気になる状況となり、海外ドラマでありがちな「中だるみ」がなかったと感じます。
終盤はすべての登場人物の物語が一つの目的を達成するために重なり、壮大な展開へと発展していきます。個人的には終盤が一番面白く感じました。
(3)パージ
あらすじ
経済が崩壊した後のアメリカでは、「新しいアメリカ建国の父たち」を名乗る集団が全体主義的な統治を行っていた。「父たち」は1年に1回、夜7時から翌朝7時までの12時間、殺人を含むすべての犯罪が合法化される夜、「パージ」を設けた。この間、すべての警察、消防、救急、医療サービスは停止される。
パージの導入によって、犯罪率と失業率は1 %にまで低下し、経済状況も改善したのである。大衆はパージをカタルシスをもたらしてくれる行事だと思っていたが、実際は「父たち」が大衆をコントロールするための手段であった。なぜなら、パージの夜に犯罪の標的となるのは富裕層ではなく、貧困層だったからである。
感想
架空のアメリカで繰り広げられる、12時間だけすべての犯罪が合法の間に一般人が殺しあうという話です。
パージが始まる前に、人々は家の玄関を補強して身を守る準備をしたり、人を狩るための武器を揃えたりと、様々な思惑でパージを迎えます。
いざパージが始まると、貧困層である人が真っ先に標的とされ容赦なく襲われます。富裕層はお金の力で安全なシャルターに避難したり、人を雇って守らせたり、時には自分たちが殺人を楽しむために貧困層にお金を払い、自分たちに殺されるようにしたりと、現代のアメリカ社会の貧富の差を描いている作品です。
パージは様々なシリーズが出ており、他のシリーズもとても面白いので合わせてみてほしいです。
(4)ターミナル・リスト
あらすじ
ネイビーシールズのジェームズ・リース少佐は、シリアで化学者カハニ殺害の特殊作戦”オーディンの剣”を実行に移すが、敵側の待ち伏せで12名の部下が殺害されて、ブーザーと二人だけで帰国する。
通信記録と記憶は食い違い、頭痛とめまいに悩まされる。ブーザーは不審な自殺を遂げ、リースは何者かに襲われて妻と娘は殺害されて容疑をかけられる。リースは陰謀を暴くため、かつての戦友でCIA局員のベン・エドワーズ、かつて命を救った元軍パイロットのリズ・ライリー、記者のケイティ・ブラニクの協力を得る。
陰謀に関わった人物への復讐リスト(The terminal list)を、娘が絵を描いてくれた紙の裏に書き、名前を足しては殺害後に線を引いていく。
感想
主演のクリス・プラットの軍人としてのコンバットアクションがリアルで実際の軍人と思わせるような演技です。
小さな手掛かりを調べていくうちに大きな陰謀が背景にあり、主人公の家族が巻き込まれてしまい、その復讐の物語です。王道かつ次の話もすぐ見たくなりハラハラ・ワクワクが止まらない作品でした。
(5)The Boys
あらすじ
企業によって管理されたヒーローが活躍する世界を舞台とし、巨大企業”ヴォート・インターナショナル”に雇用された200名超のヒーローたちは各地でのヒーロー活動の他、米政府や他国から恐れられる特殊兵器として、また、様々なエンターテインメントに登場するポップアイコンとして活躍している。
その中でも特に人気が高く、実力が認められた7人はスーパーヒーローチーム”セブン”としてヒーロー界の顔を務めている。ヴォート社はヒーローを利用して巨利を得る一方、ヒーローの中には、権力や私欲、名声に取り憑かれ腐敗した者も少なくない。
あらゆるヒーローを軽蔑するビリー・ブッチャーが率いる超能力を持たない人間たちの集団「ザ・ボーイズ」と、自己中心的で不安定なヒーロー・ホームランダーが率いるヒーローチーム「セブン」の戦いを描く。
感想
今までのヒーローを扱った作品の中でも異色の作品です。とにかくヒーローたちが表では正義の味方を気取り、裏ではやりたい放題、その被害を会社が隠ぺいしてきたという世界です。
ヒーローに大切な人を奪われたザ・ボーイズたちが、人知れず正義の味方のヒーローたちに復讐していく物語です。
胸糞悪い印象を受けますが、物語が進むにつれ状況が一変して続きが気になるような仕上がりになっていますので、イッキミしてしまうこと間違いなしです。
(6)イコライザー
あらすじ
ホームセンターで働きながら平穏な日々を送るロバート・マッコールは、誰からも慕われる好人物で、深夜は行きつけのダイナーでの読書が日課となっていた。マッコールの正体は元海兵隊員で国防情報局(DIA)の凄腕の特殊工作員で、妻の死を受けて引退した過去を持っていた。
その店には同じく常連で、テリーと名乗る少女娼婦のアリーナがおり、言葉をかわす内に奇妙な友情が芽生えていく。
感想
デンゼルワシントンの重厚な演技が印象的な映画です。クロエグレースモレッツ演じる少女との出会いで物語がぐんぐん進んでいきます。
特に印象的だったのが、デンゼルワシントンが演じる主人公のセリフが哲学的なところです。シーンの一つ一つのセリフがシンプルかつ真理をつくようなセリフであり、ただのアクション映画ではないことが分かります。
まとめ
アマプラ歴3年の私が今までに見てきた中で、面白かったからまた見たい。と思える映画・ドラマを紹介しました。
アマプラユーザーの方も、これから加入される方も、何を見ていいか迷っているのなら、今回紹介させていただいた作品を一度鑑賞してみていただきたいと思います。
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