湯回廊菊屋に泊ってきた

静岡県伊豆の老舗旅館湯回廊菊屋に行ってみました。 旅行

全国旅行支援を使って、静岡県伊豆市修善寺にある「湯回廊菊屋」さんを利用してみました。

老舗の温泉の雰囲気が素晴らしく、これぞ温泉宿と感じさせるお宿です。

今回は私が泊った部屋や利用した温泉を紹介したいと思いますので、ぜひ旅行計画の参考にしてください。

カバーニ
カバーニ

こんな方におススメです。

・静岡県伊豆市に旅行を考えている。

・寒い時期に温泉でゆっくりしたい。

・レトロな雰囲気が好き。

湯回廊菊屋とは

「修善寺温泉 湯回廊 菊屋」は、創業400年以上の歴史を誇り、明治時代に文豪・夏目漱石が長期滞在した伝統ある宿です。「時を旅する宿」をコンセプトに、全国34ヵ所にリゾートホテル「共立リゾート」が運営しているホテルの一つです。

客室は、夏目漱石が静養した「漱石の間」や、天然温泉露天風呂付の「離れ 草庵」など、様々なタイプがあります。休憩スペースでは駄菓子やこだわりのコーヒーが用意されていて、22時頃には無料のラーメン「夜鳴きそば」も振舞われました。

ホテルの外観

外観は正に伝統と格式漂う風格の店構えで、木造が優しい感じの印象を受けました。

菊屋というだけあり、菊の灯篭が玄関につるされていました。宿の中にも菊の模様が入ったものがあり、まさに菊屋といったところです。

店の正面玄関の通りは道幅が狭めなため、車で移動を考えている方はバスや歩行者に注意が必要です。

旅館の中の雰囲気

旅館玄関

玄関は和が漂う造りになっていて、天井のかわいい照明に目が行きます。とても年代を感じるランプでした。

全体的に木造のため、古き良き旅館の雰囲気が見て取れると思います。

更に驚いたのが、宿のいたるところに石油ストーブが設置されていて、旅館全体を温めてくれていました。

帳場(フロント)

玄関からまず案内されたのが、渡り廊下に設置されている帳場でした。

ここで宿泊手続きや施設の案内、夕食時間を確認した後部屋の場所の説明を受けて自分たちで移動しました。意外と渡り廊下が多くて形式や庭を楽しめたりしたのが良かったです。

渡り廊下

部屋までの道中の廊下の雰囲気はレトロな感じで最高でした。しかもところどころにあるストーブがどこか懐かしさを演出していて、個人的に気に入ってます。

内庭には鯉が泳いでいて、無料の餌がありそれをあげることもできました。

漱石の間

ここでは湯上りに水出しコーヒーや乳製品が無料で飲めるサービスがあります。

ゆったりとした空間で、温泉に入って暑くなった体を冷ますのにちょうどよかったし、朝にはサービスの乳製品が牛乳やコーヒー凝乳に代わっていて、うれしかったですね。

お部屋

今回泊ったのは、「水の語り部」という場所で半個室風呂付の部屋でした。

部屋自体はコンパクトで、一人旅にもピッタリな大きさでした。

露天風呂はスイッチ一つでお湯が張れて、朝・夕は部屋の横に流れる川の風景を楽しみながらの入浴が最高でした。

泊るなら、露天風呂付の部屋を予約されることをおススメします!

温泉

湯回廊菊屋さんの入浴スタイルとして、露天風呂と室内の大浴場を中心に一人で入れる貸し切り風呂が4か所ありまして、私はそのうち2つしか入れなかったです。

貸し切り風呂は超人気でしたね。

大浴場の露天風呂、「朱雀の湯」です。

お庭の景色がよく、たまたま私一人だけだったので景色と温泉を独り占めできました。

貸し切り風呂の黎明の湯「星」です。

檜風呂でできており、お湯も冬場ということもあり少々暑めに設定されていて、個人的には一番好きでした。

貸し切り風呂「古代の湯」です。

室内のお風呂で、お湯の設定温度は少々ぬるめでしたが、長く静かに入りたい方にはぴったりのお風呂でしたね。

夕食

夕食はコース料理でいただきました。

前菜から土瓶蒸しが出てきたのにはテンションが上がりました。

お刺身は鮮度が良く、何より特産のワサビとよく合ってましたし、焼き魚も大満足できるお味で伊豆の海の幸を堪能できました。

洋皿は、レモンとイチゴのソースが魚と野菜に程よい酸味が加わって食がどんどん進みましたね。

まとめ

今回はTHE温泉という雰囲気のお宿で大正解でした。露天風呂は風情があり非日常を感じながら温泉につかっていると、心身が癒されます。

また、至る所にあるドリンクサービスはヤクルトやコーヒー牛乳といった定番から、水出しコーヒーと幅広く湯上りにはうってつけでした。

22時に提供される夜鳴きそばは、あっさりしていてもぐもぐ行けて夜食としては程よい感じでした。

冬はぜひ伊豆市修善寺で静かな場所にあるレトロな雰囲気漂う温泉で、心と体を癒しに行ってみてはいかがでしょうか。

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